プロの写真とWEB制作の写真は違う

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杉本 郁

1991年6月生 はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師の免許を所有。自費による鍼灸マッサージ院に就職後23歳で副院長、24歳で院長を経験。その後25歳で退社・独立。自身の治療技術に限界を感じ、より技術の高い先生のサポートをする様になる。“治して欲しい患者“と“治せる技術を持つセラピスト“を繋げるためWEBマーケッターとして活動中。

HPで使う写真は確実に良い写真を撮った方が良いです。

それは以前スマホ写真VS一眼レフ写真のところで説明しましたとおり、暗いところでもしっかり良い写真が撮れるのが一眼レフだからです。

ですが、僕がWEB制作をしている時に、クライアントさんがくれる写真をみて…

杉本
まったく使い物にならないんだが…

と思うことがあります。しかしお話しを聞いてみると、「ちゃんとプロに撮ってもらったよ」と回答する方が多いです。

プロのカメラマンに撮ってもらったのに、なぜその写真が使い物にならないのか…?今回はそんなことについて、自分なりに答えが出ましたので書き留めていきたいと思います。

写真家の“良い写真”と制作の“良い写真”の違い

まず根本として、ここの考え方にズレが生じていると感じました。
実際僕も写真素材の撮影は行いますが、厳密に言うとプロではありません。

しかし、実際の所、ホームページやランディングページを作るためにクライアントの所まで撮影によく行きます。そして、プロのカメラマンが撮ってくれた写真ではなく、自分で撮影した写真を使う事が多いです。

プロカメラマンの言う良い写真

上記の写真なんて、プロのカメラマンからするととても良い写真。という評価がされるのではないでしょうか?(もしちがったらプロのカメラマンさんごめんなさい。)

僕も写真撮影を上手くなりたいがために、プロのカメラマンがやっているYouTube動画を数多く拝見します。
そこで学んだ内容を簡単にまとめると

  1. 被写体は大きく(メインにする)
  2. 日の丸写真にならない程度に被写体をメインに持ってくる
  3. 余計な余白はなるべくすくなく

という様な内容の動画でした。実際にそういった写真を添削しながら解説してくれたのでとてもわかりやすかったです。
ですが、WEB制作の僕からすると若干意図が変わってくる。と感じたので、それぞれ解説していきたいと思います。

被写体は大きく(メインにする)

基本的にプロカメラマンが撮られる写真というのは

その写真1枚で印象・素材を引き立てる

と言う事が前提になります。
つまりこれは“一枚の写真としてみたときに良いか悪いか”という所がポイントになります。

そのため、写っている人や物がしっかり引き立たないといけませんし、それ以外のものは極力排除しなければいけません。(風景がだと全体を見せるのですが、今回はポートレートを前提に進めます)

日の丸写真にならず、被写体はメインに

普段写真をされない方は、馴染みがありませんが日の丸写真という写真の写り方があります。
日本の国旗は白背景、ど真ん中に赤丸。という構成ですよね?それと同じように背景があって、被写体がど真ん中にある写真を日の丸写真といいます。

具体的にいうと

このように左右に余白が出来てしまい、更に被写体本体も少し遠い様な写真のことをいいます。

なので、一個前のオバマ元大統領の写真は被写体が真ん中に来ていますが、画面いっぱいに被写体が写り、余白がとても少ないので、日の丸写真とはいいません。

余白はなるべく少なく

これは前項の話にも共通するのですが、余白が多すぎると日の丸写真のようになってしまい、被写体にも背景にも目線がいってしまい、評価がボケるというのが原因です。

なので、見せたいものをしっかり見せる必要があるプロのカメラマンの写真は被写体がしっかりと際立つような写真構成をしてくれます。

“一枚の写真”として見たときは最高のものを仕上げてくれる

そろそろ核心に迫ってくるような感じですが、プロのカメラマンはやはり“プロ”です

一枚で、おぉ!と言わせる写真を撮影してくれます。
ここで感じなのが“写真1枚で見たとき”という所。

写真を撮り、写真として世に出すまでが仕事のカメラマンはそのときに最高の仕上げになるように仕立ててくれます。
ですが、僕たちWEB制作側はそこがゴールでは無いのです。

ゴール設定が異なる為に、認識の違いが生まれてしまいます。

WEB制作の言う良い写真

最初に僕が写真撮影をするとき考えている事を書いておきます。そして、ココがプロカメラマンではない僕が、写真撮影をするかの肝でもあります。

  1. 加工するのを前提で撮る
  2. どこで使うかを考えながら撮る
  3. テキストを挿入する余白を敢えて大きく取る
  4. 顔が向いている方に余白を作る

大きく分けるとこの4つになります。これを抑えながら写真撮影をしていきます。
そして、これらを考えながら撮るためには事前にどの様なHP構成にしておくかを考えておく必要があります。

加工を前提で撮る

これは先日の動画のスクリーンショットですが、これもこの考えを前提に動画を撮影しています。

写真撮影と同じで、被写体(僕)は右側によって、左側の余白にはテキストやスクリーンショットなどなど、様々な要素を挿入出来るのを前提として撮影します。

これは本来の写真撮影の技術からするとたぶん、ちょっと基本から外れていると思います。
なぜなら、被写体が右1/3位にいて、のこりの2/3は全部余白だから。

これを一枚の写真としてみたとき、人間は大きい方に目が行きますので、本来見せたい被写体よりも背景の方に視線が行ってしまいます。

この時点でプロのカメラマンと、WEB制作のカメラでの相違が生じています。

どこで使うか考えながら撮る

これは、WEB制作独特の考え方です。カメラマンは写真だけで完結しますので、とにかく一枚の写真として良い写真が撮れればそれでOK!

それをとやかく言うことも無いですし、それが仕事ですので良いと思います。

しかし、WEB制作からすると写真といっても

  1. トップのヘッダーで使う写真
  2. ヘッドラインで使う写真
  3. 割引価格のオファーで使う写真
  4. 施術の流れで使う写真
  5. 院長のプロフィールで使う写真
  6. 特に理由も無くアクセントで挿入する写真

様々です。
これらを事前に考えておいて撮影する形になります。

例えばこのような形のバナーを作成するときそれぞれどの様な場面でどの様な写真が必要か?これはバナーを作る側しか分からない内容です。

テキストを挿入する余白を取る

これは先ほど、加工を前提で撮影する。の所で説明したのと全く同じ理由になります。

顔が向いている方に余白を作る

意外とこれを知らないカメラマン・WEB制作の人が多い印象です。

ランディングページのアイキャッチ部分を作る時このように目線の方にテキストを配置する事で、そのテキストを読ませやすくする事が出来ます。

逆にこれが反対だと

このような形になり「なんとなく気持ち悪さ」が出てしまいます。
これを抑えるために、事物が向いている方向に余白を作りそこにテキストを挿入する様にします。

これだけで、ヒートマップやスクロール到達率が大きく変わってくるのでとても面白いです。

まとめ

いかがでしょうか?
実際にプロのカメラマンさんにお話を伺ったわけではないので、プロの方がどこまで正確に考えているかを理解しているわけではありませんが、僕が写真撮影するときには少なくともこのような事を考えながら撮影しています。

ポイントとしては

プロカメラマンの写真は良い
というところが重要です。

なので、スキルでいうと僕らWEB制作よりもカメラマンさんの方が上です。しかし、依頼するクライアント側の能力不足により、WEBで使える写真素材が少なくなってしまっている。という状況です。

これは、依頼する側の任命責任となります。

依頼者
せっかくプロに頼んだのにあまり良い写真撮ってくれなかった
と言う人がいますがこれは、カメラマンの責任では無く、カメラマンと意思疎通を計らなかったクライアント側の問題です。

  • どこで使う
  • どのように使う
  • どう加工する

だからこういう構成で撮影して欲しい。という事をカメラマンさんに確実に伝える様にしましょう。
そこをクリアに出来れば、プロカメラマンです。確実に答えてくれるでしょう。

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1991年6月生 はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師の免許を所有。自費による鍼灸マッサージ院に就職後23歳で副院長、24歳で院長を経験。その後25歳で退社・独立。自身の治療技術に限界を感じ、より技術の高い先生のサポートをする様になる。“治して欲しい患者“と“治せる技術を持つセラピスト“を繋げるためWEBマーケッターとして活動中。